MATLABによる画像処理4

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ポイント


明るさの調整



さてさて、今回も画像処理の続きみたいな感じで。
前回は画像の回転、反転を行いました。
今回は画像の明るさを調整する事について学びます。

画像の明るさを調整するのは単純に考えると凄く簡単です。
厳密に考えると難しいのですが、今回は単純に。

明るさを増減する時は、以下の式が考えられます。

出力画素 = 入力画素 + 増減値

たったこれだけで、今回は話を進める事にします。

今回使った素材の画像は、



この画像はIEEEの研究用標準画像です。

では実際のプログラムは以下のように
function image_proc6(b)

%
% 画像処理
% 画像の明るさを調整する
%

imagedata=imread('Airplane.bmp');
imagedata=double(imagedata);

imagedata2 = imagedata + b;

image(imagedata2);
colormap(gray(256));


コマンドから増減値を引数として入力します。
処理結果ですが、+60した時の画像は以下になります。



まぁ明るくなってるのがわかりますね。

次に、−80した時の画像は以下になります。



暗くなってますね。

問題はいっぱいあるけど、今回はこの程度で。