過度現象
一般に、回路に電圧を加えても、キャパシタンスCやインダクタンスLが含まれていると
定常状態に移行するまでに、変化に時間を要する。
これを過度現象というのは知られている。
ここでは、その過度現象というのを視覚的に、理解を深めようとしています。
まず、以下のような回路図があったとして、その時の電流は
しかし、酷い回路図ですね(笑)
まぁまぁ、この時の過度現象のグラフを書くプログラムを下に表示します。
function tranRL(r,l,t) % % R−L回路の過度現象シミュレート % R、Lはコマンドから任意 % 単位は、Ω、H % 出力は過度応答を図示 % % tau=r/l; % 時定数τの計算 tt=0:t; % 時間(秒) v=100; % 電圧 i=(v/r)*(1-exp(-1*tau*tt)); % 過度電流の計算 plot(tt,i); xlabel('t [s]'); ylabel('i(t) [A]'); |
>tranRL(100,500,30) |
function tranRC(r,c,t) % % R−C回路の過度現象シミュレート % R、Cはコマンドから任意 % 単位は、Ω、F % 出力は過度応答を図示 % % tau=r*c; % 時定数τの計算 tt=0:t; % 時間(秒) v=100; % 電圧 i=(v/r)*exp(-1*tt/tau); % 過度電流の計算 plot(tt,i); xlabel('t [s]'); ylabel('i(t) [A]'); |
>tranRC(100,0.04,30) |